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14 เมษายน

二胡と阿炳と針治療 2008年3月

318日から28日まで、上海で針治療を受けてきました。

四回目の網膜剥離の手術後、眼痛が続き、眼圧も上がり、日本ではいろいろと治療を試しましたが、眼痛に堪えきれず、中国の知人の紹介で上海の中医医院で、眼底治療専門の医師の診察と針治療を受けました。

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一般の患者さん同様、順番を待ち、受付を済ませ、先生の診察を受けてから治療始まりました。待ち時間を合わせて、約四時間弱でした。

事前に、私の病歴と症状を中国語で書いた病歴カルテを用意し、医師に読んでもらったので、診察は五分足らずで済み、すぐに針治療について説明がありました。

そのあと、すぐ受付窓口へ戻って、五回分の針治療の診療費用とその他諸手続費用(一般の患者と違い、医療費全額自己負担、治療費は他の人と同額でした)を支払って、診察室に戻り、針治療の順番待ち。

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針治療はまず先生が針を打って、そのあと待合室で助手の医師が針先に電極をセット、約三十分間、ピクピクと顔面をひきつらせながらじっと我慢。痛そうな恰好ですが、刺激的な痛みはほとんど無く、穴位(ツボ)の奥の方がグーと固まって、身体の機能が止まっているような感覚です。

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鍼を抜いた後は、助手の医師が右耳にツボ指圧用の小さな粒月の絆創膏を張ってくれます。

さらに、別の日には梅花針という治療器具で、目頭のところを約五分間コツコツとたたいてくれました。

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今回の針治療は期間が短いものでしたが、たいへん効果がありました。この二年間、眼痛で良く眠れませんでしたが、針治療の後は、ぐっすり眠れて、朝がきても気がつかないくらい眠れるようになりました。 

 

 

針治療の後、約二週間が経ちますが、痛み止めの頓服を飲むことも無く、激しい痛みの回数が激減しました。感謝!

 

私は以前から、二泉映月のファンで、前回の網膜剥離の手術で入院したときも、ずっと二胡の曲を聞いていました。その時は、たいして阿炳のことを知りませんでした。

退院当日、すぐ再入院して再手術し、退院後も激しい眼痛以外に身体のいろんなところに影響がでて、みんなに迷惑をかけてしまいました。

昨年夏に治療のため中国を訪れたとき、阿炳のお墓にお参りしました。そして、阿炳が失明してからも曲を作り、現在も多くの中国人が彼の曲を聞いていて、知り合いの老母は病身ながら、毎晩聞いて心癒されていることを知りました。

ちなみにこの老母は、私の演奏を聴いて、ほとんど喋るのが辛いのに、「あ、音が跳んだ!」とうれしそうに私のひざを突いていました。

今回は、その阿炳の二泉映月の音色に近づくため、阿炳の曲を弾くための二胡を入手しました。

といっても、「二泉琴」ではなく、普通の二胡の皮が緩いものと絹弦を買いました。

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治療の無い日は、近くの中山公園へ出かけ、見晴らしのよいところに陣取って、二泉映月を練習していました。

誰も気にもかけず、知らん顔なので、こちらも思う存分、へたくそなりの練習をすることができました。

と、そこにサングラスの怪しげな老先生が立ち止まって、こちらを見て近づいてきました。

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そして、サングラスをおもむろに外して、私の顔をじっくりと眺めてから、「やっぱり、おまえか!」と叫びました。

なんと、昨年夏に練習していたときに毎日隣で体操していたおじいさんでした。私の二胡の音色に聞き覚えがあったそうな。

しばし、再会を喜び合いました。

 

公園では、いろいろな練習をしている人に出会います。

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この日は、天気のよい休日で、露店商や家族連れがたくさん出ていました。

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若いカップルが連れてきたシベリアンはスキーの二ヶ月目の子犬が飛びついてきました。しつけはされていませんね。

この後、公園で犬の散歩はダメと、係の人に怒られました。

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中山公園の入口を入ったところのサクラが七分咲きでした。

多くの人々が立ち止まって眺めたり、記念撮影をしていました。

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桜の花の向こうに広がる青空には、中国の凧が気持ちよさそうに風に任せて飛んでいました。

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07 เมษายน

二胡の持ち出しとその持ち帰り 2008年3月現在

眼の鍼治療のため、上海へ行ってきました。治療の合間をぬって、蘇州で二泉映月用の二胡を買いました。
今回は、日本から二胡を持っていったので、帰国時には二本の二胡を持って帰ってきました。
以下、日本からの持ち出し時と、持ち帰り時の手続きについて報告しておきます。
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★マイ二胡(昨年購入し日本に持って帰った二胡)
【出国・再入国】
1)事前に大阪税関へ電話で問合せ:
日本から二胡を持ち出し再入国するときは、出国時に「外国製品の持ち出し届」を呈示し確認の判子をもらい、再入国時にその用紙と二胡を呈示。ただし、この方法はあくまでも個人で使用している二胡についてのみ適用されるとの説明も受けました。
 
2)関空にて:
出国のセキュリティーチェック通過後、出国審査カウンターの手前に「外国製品持ち出し届」の小さなカウンターがあり、そこで「外国製品をお持ちの方に(外国製品の持ち出し届け)」用紙に記入、その時、「特徴」の欄に、二胡の簡単な特徴(紫檀製など)と二胡収蔵証番号を記入しておく。係員が確認して判子を押す。再入国時にこの判子を捺した用紙が必要になる。
 
3)帰国の飛行機:
「携帯品申告書」に記入、二胡は「日本へ持ち込みが制限されているもの」として申告。
 
4)帰国再入国時:
入国検査・手荷物受け取りのあと、最後の税関検査で「携帯品申告書」を提出、日本出国時の「外国製品持ち出し届け」(出国時に判子がないと無効)と二胡を呈示し、係官が「届け」の二胡番号と二胡本体の番号を照合。
 
★新二胡(蘇州で新たに購入した二胡)
【中国から日本へ持ち込み】
1)蘇州での購入時:お店で以下の書類を入手
   領収書
   二胡収蔵証
   原材料原産地証明書(林業局発行)
 
2)上海のホテルで:提出書類の作成
   パスポートのコピー
   二胡収蔵証(カード裏の番号表示のあるところ)コピー
   領収書のコピー
   原材料原産地証明書
   輸出許可証申請書(www.cites.gov.cnからダウンロード
   申請理由報告書(中文または英文使用)
※詳しい内容については、昨年夏に報告した「二胡の日本への持ち帰り 200708」を参照してください。
 
3)上海CITESでの手続き:
翌日、作成した申請書類と申請費用200元と二胡本体を持って、CITES上海弁事処に出向き申請書提出。
2007年8月の手続きの時同様、申請翌日から数えて、営業日3日目に許可証が発行されました。私の場合は。3月21日(金)の朝提出し、3月26日(水)の午後4:00以降の受け取りでした。
国家瀕危物種進出口管理弁公室上海弁事処の所在地は

  上海市長寧区武夷路461弄1号楼506

  TEL:021-5238-2658/2659

 FAX:021-5238-1526

 申請時間:月曜~金曜 13:3017:00

  ※在上海日本国総領事館HPの説明には、上記の時間ですが、実際に行ってみると、9:00~17:00の時間帯で受付可能ということでした。

 

4)日本への入国時:
最後の税関検査で、CITES発行の輸出許可証を係官に呈示、簡単な問答で通過。
 
以上、今回のCITES手続きと出入国手続きについて報告しました。ただし。2008年3月時点での状況でありますので、毎回、確認してから手続きされることをお勧めします。
 
前回同様、個人で購入からCITES手続きまで完了するには、申請書作成のパソコン設備から中国語の条件を考慮すると、一般の旅行者が自分で解決するのは難しいと思われます。上海金陵路の民族楽器店の中には、CITES手続きを代行するところがあるので、そこで購入からCITES許可証入手までできます。くれぐれも、横着はされませんように。